インバウンド
社長コラム

ここ数ヶ月、街中で大きなスーツケースを引いて歩く外国人を多く見かけるようになりました。2024年の訪日客数、予想ではコロナ禍前を上回り過去最高となる見込みです。以前、圧倒的シェアを占めていた中国が団体旅行を解禁していない中で、東アジア・欧州・北米の増加が押上要因となっており、多くの国から海外旅行先として日本が選ばれています。

先月、2回外国人観光客から英語で道を聞かれました。1回目は東京駅。上野駅に行くにはどの電車に乗れば良いかと聞かれました。ちょうど上野方面行きの隣のホーム上だったこともあって、何とか案内しました。2回目は大手町のパレスホテルの前。地下鉄に乗車したいと声を掛けられたので最寄りの大手町駅への行き方を説明しましたが・・・後から考えれば大手町駅は路線によっては乗車口が非常に離れています。そもそも一番の問題は英語力なのですが、もう少し落ち着いて話していれば、もっと親切な案内ができたのでは・・・と後悔しました。

訪日外国人を対象としたインバウンドは、日本における数少ない成長産業と位置付けられています。日本政策投資銀行と日本交通公社共同のアンケートでは、欧米・アジアの居住者が次に行きたい海外旅行先として、日本が1位に選ばれたほか、アメリカのニューヨーク・タイムズ紙の「訪れるべき52選」では、2023年に岩手県盛岡市、2024年にも山口県山口市がランクインしています。最近では都市部だけではなく、地方都市を訪れる外国人も増えてきています。日本の伝統や文化・食事等が高評価を得ている一方で、訪日外国人が不便に思うことの上位に「言葉」が必ずランクインします。翻訳アプリもありですが、せっかく日本を旅行先に選んでくれたのですから、日本人の評価が上がるような対応をすれば、更に「日本のファンが増えるのでは」と思います。

インバウンド需要の拡大の背景の一部に、円安や物価の安さがあるのは複雑な部分もありますが、多くの外国人が訪れて、満足していただくことで少しでも日本が活力を取り戻せれば良いと思います。

先月末に台湾の企業経営者の団体と、北品川の屋形船を貸し切って交流する機会があったのですが、コロナウィルスに感染し参加できませんでした。日本のファンを増やす対応をしようと思っていたのですが・・・残念。

日本リック株式会社
代表取締役 日高一隆

2024年度
インバウンド
能登半島地震
新年あけましておめでとうございます