最適解を導き出すために
社長コラム

9月21日に全社合同セミナーデーを実施しました。30年以上に亘り開催している、当社恒例のイベントです。

近年では、派遣先就業の正社員採用を積極的に推進したため、社外で勤務する社員が多数在籍するようになりました。介護事業所も新規開設を進めた事で14拠点となり通常業務では社員同士、顔を合わせる機会が少なくなりました。セミナーデーは、全社員が一同に会することができる数少ない機会です。

当初、懇親会要素の高いイベントでしたが、現在は、研修会として実施しています。研修ですので、業務上のスキルアップが目的であるのは勿論ですが、社員同士が集まってディスカッションすることにより、「同じ仲間」として一体感を持って事業運営をしたい、そんな思いも込めています。

今年のテーマは、「クリティカルシンキング」でした。その時点における「最適解」を導き出すために、目の前にある事象や情報を鵜呑みにせず、「それは本当に正しいのか」という疑問を持ち、考察した上で結論を出すことを言うそうです。

当社は、人材ビジネス企業として35年、介護事業者として15年が経過し、確固たる企業文化を確立してきました。企業文化とは、社員の間で無意識に共有されている価値観・行動です。会社は、創業時から多くの経験を積み重ねて、その過程で培われた伝統や考え方によって形成されたものが「文化」となります。従って企業文化を創造するには、長期に亘り「継続」することが必須となります。良い文化を持つ組織は、安心感や信頼関係が生まれ、チームワークに結びつき良い結果に繋がると信じています。しかしながら、一方では、長期に渡り継続したことにより経験値が高くなると、先入観や習慣的な作業が多くなり、新しい事へチャレンジする意識が薄れてしまう弊害も持ち合わせています。

時代の変化と共に派遣スタッフの皆様や介護の利用者様、ユーザー企業様にとっての「最適解」も変化します。現在の業務に対して疑問を持つことで新たな思考が生まれ、実践を続けることが企業の成長にも繋がります。良い企業文化を持った上で、社員一人ひとりがチャレンジ精神を持ち、成長を続ける組織でありたいと考えます。

日本リック株式会社
代表取締役 日高一隆

最適解を導き出すために
人口減少社会と外国人労働者
狡猾と戦略と人心掌握
理念を具現化する活動