荻窪事業所新設

10月1日、日本リックケアステーションは、「荻窪事業所」を開設しました。1拠点に多数のケアマネジャーを配置することにより、一層地域のご利用者様の良き支援者として、適切なケアマネジメントができる体制を構築してまいります。

「人生100年時代」と言われ、日本では2017年に「人生100年時代構想会議」が設置されて議論が行われてきました。医療の発達、健康状態や衛生環境の改善などによって、先進国では2007年生まれの2人に1人が100歳を超えて生きると試算されています。社会保障制度や雇用制度などの対応が急務となり、それに伴い「働き方」や「生き方」も大きく変化しています。

日本リックケアステーションは、設立18年が経過しました。介護は、現在でこそ社会全体で取り組む課題になりましたが、当時は「介護離職」と言う表現も無く、在宅介護事業者はご家族が行う介護の補完的な役割が強かったように思います。仕事を続けながら、ご家族が中心になって介護をされるのは、精神的・肉体的なご負担の大きさや大変さ、難しさを痛感してまいりました。

「人生100年時代」における持続可能な社会保障制度維持の為に、国は、「65歳定年制」や「厚生年金適用拡大」などの政策を掲げています。介護を必要としない高齢者の方を一人でも増やし、それによって家族の皆様の負担が減り、多くの人達が労働市場に参加していただくことが社会貢献に繋がります。日本リックケアステーションが、その一翼を担えるよう引き続き前進してまいります。

日本リック株式会社
代表取締役 日高一隆

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